2017/12/26 再入荷しました。
tb入りのクインテートであるグルーポ・シンカードや、ここでもdrsで参加するホドリゴ・ヂガォン・ブラスのトリオなどで活躍してきたサンパウロのギター奏者ギリェルミ・ファンチの初リーダー作。セミアコのegをメインに大きく指をブリッジさせて甘く滑らかなフレーズを繰り出すスタイルが魅力。サイドマンたちもサンパウロのコンテンポラリーなジャズ・シーンからグルーポ・シンカードの盟友たち、前述のホドリゴ・ヂガォンにサロマォン・ソアレス(p, ep, acc)、フィ・マロスティカ(b)が参加。ヂエゴ・ガルビン(tp)が参加したガフィエイラ・ショーロ的世界観が秀逸なm-3"Coração de Gigante"、ヴァネッサ・モレーノ(vo)が参加したたおやかなワルツm-4"Amanhã Sendo"や、ジョタ・P (flute&sax)をフィーチャーしたボサ・ノヴァ・リズムのm-6"Passeio na Praça"など都会の片隅の緑のように洗練と安らぎが同居した好盤。