'17/1/10 売り切れました。
生ピアノからノード・リードなどのシンセティコなサウンドまでを操り、弾き唄うというスタイル。メランコリアとどこかプログレッシヴな香り漂うメロディー、そしてハーモニーを紡ぐことに長けたダリオ・ハルフィンですが、これまでもソロ二作、ルーカス・マルティとのデュオ、そして妻のマリア・エスキアーガとのデュオとそれぞれ個性的な作品を生み出してきました。インディーのS.S.W.たちのシーン、そしてコンテンポラリー・ジャズのシーンとも密接な関係にあるダリオは今回、チーチェ・トリオやアカ・セカ・トリオのサポートでも知られるフアン・パブロ・ディ・レオーネ(flute)、エルナン・ハシントともよく共演しているラミロ・フローレス(cl)、ディエゴ・スキッシの作品に客演で参加しているパウラ・ポメラニエック(cello)という管弦のスモール・コンボを従え、唄に沿うように円みをおびた夢想的なハーモニーを描き出すことに成功しています。アンドレス・ベエウサエルトが鍵盤を弾くm-1"En danza"、ルシオ・マンテルがゲストvoを務めるm-2"Quién da más"、ロリ・モリーナをゲストvoに迎えてチャーリー・ガルシアをトリビュートしたm-5"Dulce condena"、ロック・スター - フィト・パエスを迎えたm-7"Tifón de realidad"、妻マリア・エスキアーガとの蜜月なデュオを聞かせるm-9"Dejá"、リト・ネビア曲をカヴァーしたm-10"La balsa"など多彩な内容。