- MÚSICA BRASILEIRA PARA FLAUTA E VIOLÃO
アカデミックなフルートとギターのデュオ、ブラジル・クリチーバから
オルケストラ・シンフォニカ・ド・パラナーを始めとする数々の室内楽団でも活動するフルート奏者のファブリシオ・ヒベイロと、ギター四重奏クアルテート・ブラジレイロ・ヂ・ヴィオロンイスのフランシスコ・ルス。ブラジルのサロン音楽として始まったショーロでもこのフルートとギターの組み合わせはもはや鉄板的とも称される黄金タッグですが、ここではフェルヂナンド・カルッリなど19世紀の作曲家がこの黄金タッグの編成に向けて書いた楽曲、そしてヴィラ=ロボス"Distribuição de flores"、ハダメス・ニャタリ"Sonatina para flauta e violão"からハリー・クロウル"Na solidão em busca de companhia"など近代の有名作家による作品を、緊迫した静寂と研ぎ澄まされたフレーズの応酬、クラシカルな匂いのもと器楽同士の対等な対話が為されるという驚くべきアルバムへと仕立てています。