2021/3/27 売り切れました。
サンパウロの女性シンガー/ヴォイス・パフォーマー、ヴァネッサ・モレーノがベース奏者
フィ・マロスティカとの夫婦デュオで席巻するより以前、男女混声のヴォーカル・グループに在籍していたことはあまり知られていません。2006年から2013年まで活動したこのグループは、民間伝承=ルーツ・ブラジル楽曲である"Paranauê"を組み込んだメドレーや、デメトリウス・ルーロがマウス・トロンボーンを披露する"Maricota"など、カポエイラ歌曲をア・カペラ仕立てにしたものから、ヴァイオリンやチェロからキャリアをスタートした女性voラリッサ・フィノチアロと、パンデイロからギターもプレイするヴァネッサ・モレーノ、このふたりのコンポジション楽曲群ではハファエル・モタ(per)、ピーター・メスキータ(b)やジュリアナ・ヒピキ(p)らのサンパウロらしい洗練されたアンサンブルに清涼なコーラス・ワークが現代のクアルテート・エン・シーを思わせます。m-7"Mundo versos mundo"ではフィロー・マシャードがゲスト参加。2010年に制作された唯一のアルバム、発掘盤。